無垢の家の欠陥住宅

先日テレビで、ある欠陥住宅を取り上げていました。
夫の仕事柄、欠陥住宅が放送されていると台所仕事の手を休め
ついつい見てしまいます。

それは無垢の家の欠陥住宅でした。
緑に囲まれた中にロッジ風のステキなお家が建っていて
室内の設計も開放感いっぱいの一見するとどこが?というお宅でした。

もちろん材料はすべて無垢材で
そこの土地の木材を使ったこだわりの住宅。

ところが柱や梁その他すべての木という木に亀裂が走り
それは「無垢だから・・・」で片付けられるような
度合いでありませんでした。
一瞬、うちだって木の割れがあるわよねえー!?と
思いましたがそれは背割れが一本ビーンと入っているもので
そこ等中にある訳ではないと変に安心したりして・・・・。

業者に聞けば「無垢だから・・・」の返答だったそうです。
それに対してテレビでおなじみの欠陥住宅の専門家の先生いわく、
木が完全に乾燥しないうちに生の状態で使ってしまった!
ことが原因だそうです。
そうですよね、生のまま使ってしまったらどうなるか?
一番わかっていたはずの設計士や建築主。
せめて事前に説明され了承しているならともかく(了承するわけないですが・・・)
住んでいくうちにマイホームがどんどん姿を変えていくなんて
悲しいですよね。

生木を使う怖さを改めて感じました。
我が家のように一般的な乾燥材を使っていても
年間を通じて狂いは出てきます。
木は生きているのだし、乾燥しているとはいえそれをそのまま使うのですから・・・
製材され切られ、乾燥状態になったものでも呼吸しているんですものね。

そのお宅の木がきしんで悲鳴を上げているようにも見えました。
木の乾燥が建てた後に進んであっちに向きたいこっちに行きたいと
暴れてしまっているのでしょう。
折角わざわざその土地の木を使い自然の中で生活をと思っていた
施主さんの無念さが画面からも伝わってきました。

家を建てる方々の思いをしょって一緒に夢を実現しようという
プロとしての誇りを忘れてはいけないと改めて感じました。
Commented by atsuko at 2008-05-27 23:41 x
おお、私もちょうど同じ番組見てましたよ。
そうそう、住宅関係のコーナーやってるとつい見ちゃいますよね。
地元産の木を使ったこだわりの住宅、姿勢はすごいなーと思ったんですが、とても残念な結果になってて・・・
私も木を使うことの難しさもあらためて再認識しました。
知識だけではダメなんですね、充分な経験も必要なんだと。
集成材でプラモデルのように組み立てる家が多くなると
マニュアルだけで進んでしまうようになるのではないかとちょっと怖くなりました。
Commented by touryounoie at 2008-05-28 09:41
やっぱり見てましたか~。
つい見ちゃうんですよね。
今は家を建てるとひと口に言っても多様な施工法が
ありますものね。
昔ながらの木造軸組在来工法派の夫は
日本人の知恵と工夫には脱帽といつも話しています。
手間をかけるってステキなことですものね。
(その手間を省きたいのが今のやり方ですが・・・)


by touryounoie | 2008-05-26 09:22 | Comments(2)

我が家を建ててから今年で15年目。味わいは増すばかり!ご見学お待ちしています☆


by touryounoie
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