家のプランができるまで☆

家作りでまず最初にとりかかることがプラン作りです。
その場所にどんな風に家を建てるかはとても大事なこと・・・
それと同時に一番力が入るところですね。

自分達が家を建てた時のことを振り返ってみると
建てたい家と思ってもあまりに漠然としていて
どこから手をつけて良いやらわからなくなった・・・そんな記憶があります^^
その時のこと2007年の11月にこのブログの一番最初の記事に書いていましたね。
なつかしいなあ~➔☆


何点かのパターンの中から選ぶのであればまだ選択のしようもありますが
一から作っていくことは楽しみと同時に本当に大変なことでもあります。

先日はかねてからプランニングの打ち合わせを重ねてきた
お客様の図面がまとまってただ今建築確認申請の書類を作っているところです。

家のプランができるまで☆_c0152341_23334732.jpg


オンリーワンの家を作るということは
家に対する想いを施主様自らが何度も確認する作業でもあります。
何度も何度もお話を重ねていくうちに何が一番したいことか
何を一番大切に思うか・・・その都度決断していく場面も多くあります。

ちょっと話がそれますがこのことは整理収納の作業とも大きく重なるところでもあります。
片付けをしながらお客様はご自身が何を大事にされているか自問自答する場面に突き当たります。
モノを片付けていくうちにモノ以外の部分・・・
ライフスタイルや価値観などあらためてご自身を俯瞰する良い機会ともいえるかもしれません。
何を残し何を手離してもよいか・・あるいはそのままにしておきたいか・・・
どこにひっかかりがあるのか・・・たくさん迷いそして最終的にはご自身も気が付かなかった
こころのうちを見つけることがあります。
すっきりされるとその後の片付けはご自身でどんどん進みます。
家作りも漠然と考えている段階から進んでいくと
最終的にはそぎ落とされたご自分の一番求めているかたちに
行きつくのではないか・・・と感じます。
そこに行くまでに必要な時間はどうしてもかけたい大事な時間です。


以前にも何度も書いたかもしれませんが
プランニングは出来る限りたくさんお話を聞きながら
規定上許される中で最大限にご希望を聞き
知っている限りのアドバイアスをさせていただきながら
図面を作り上げていく作業を施主様と一緒に進めていきます。
それはいつも同じです。

納得して頂かなければ完成しないプラン作りです。
時間はかかっても遠慮なく話し合えるコミュニケーションがすべてです。

何度も迷いご自分でもたくさん図面を書いて下さり
夫に相談して下さったご主人様。
その間は仕事中も気になってしまうほどだったそうです。
当然です。
これから住まわれるのは夫でも私でもなく
お客様家族が住まわれる家。
日々暮らしていかれる家です。
気持ちも入りいろいろ気になることもちっとも不思議ではありません。

時間がかかってしまったことを気にして下さるお客様に
「いつまでもお待ちしますから大丈夫です^^」
最終的にお客様がこれでいきましょう!と決断されることがとても大事です。

家が完成したあとにじっくり考え抜いた日々が
楽しい時間だったことをきっと振り返られると思います。

家作りが満足いくものにするためには
やはりたくさんお話出来る関係が一番だとあらためて感じます。
それはどこの業者さんでも同じだと思います。
私たちもご縁あったお客様にとって
より良いパートナーになることをいつも思いながら
ご提案させていただいています。

お客様との会話の中での新発見は意外にも夫の聞き上手。
でもよく考えてみたら私と何十年も一緒に暮らしていること自体が
聞き上手にならざるを得えくなった要因かも^^
日々の訓練のたまものだったりして・・・^^


施主様のご希望がそのままかたちになって喜んでいただけるよう
さらにたくさんのお話を重ねていきたいと思っています^^

クボタ住建のホームページはこちらです☆

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by touryounoie | 2012-11-04 23:33 | 家作り | Comments(0)

我が家を建ててから今年で17年目。味わいは増すばかり!ご見学お待ちしています☆


by touryounoie
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