今さらですが・・「大工」とは?

ある会社のホームページで
「大工の腕次第で仕上がりが決まる」とありました。
なるほど・・そうです^^その通り!

そこで今さらながら「大工」って何?と
いつもの好奇心がむくむくと^^

早速ネットで検索・・・
調べたいことがすぐに出てくる・・
便利な時代です^^

大工さんの種類は思ったよりも多く夫は家屋大工さんのようです。

家屋大工 [編集]一般的な木造住宅における木材・建材の加工・取り付け作業を行う大工。近代においては単なる「番匠」とはこの事をさす。 宮大工ではないが、木造住宅の墨付け・きざみ・建て方および屋根仕舞・外部造作・内部造作全般を取り仕切るバランスのとれた1人親方と職人を指す。 請負大工とも呼ばれ、各下請け業者の束ねも行う。 一般的に「大工さん」と親しみを込めて呼ばれるのは、この家屋大工(木造大工・住宅大工・家大工とも呼ばれる)である。

最近の分業制により、「木」「建材(ベニヤ・塩ビシート枠)」等の造作を家屋大工・造作大工が行い、コンピュータを使った自動機械によるプレカット木材の建前を建て方大工(鳶であることが多い)が行う住宅建築が増えている。 外装板・石膏ボード・断熱材のみならず、天井造作・フロア張りなども専門職が行うようにもなってきている。 また、住宅の建築を依頼する先も高度経済成長期より家屋大工から、工務店・建設会社へ移ってきているため、現在は職人を指すことが多い。
ウィキペディアより抜粋

こうしてよく読んでみると今は色々な建築工法が生み出され効率化され
それによって工事も分業化されているようですが
どの職人さんもいい家を作るために欠かせませんね。

夫の場合は家全般に関わるのである意味
すべて自分の段取りで工事を進めることができます。
夫の口癖・・・
「仕事は段取りがすべて」
もちろん大工としての技術は当然ですが
効率よく現場をあけずに粛々と工事が進むよう
下職さんを束ねることも夫の大事な仕事です。

ついでに「棟梁」って?
調べてみました^^

棟梁 [編集]棟梁(とうりょう)は大工の職長・親方。木造建築物の采配を行う責任者。日本建築の屋根の重要部材(棟と梁が主)は親方が墨付けし、棟上げ式の長でもあることからそう呼ばれる(棟梁は集団の統率者を指す言葉でも用いられ、例えば武家の棟梁=征夷大将軍である)。

建築基準法が出来る前までは建築設計士であり現場監督であり積算者であり渉外者であり職人であり経営者でありそれらを全て兼ね備えた者を指す。
ウィキペディアより抜粋


ふむふむ・・・
棟梁は集団の統率者を指す言葉でも用いられ武家の棟梁=征夷大将軍!!!
征夷大将軍とはすごい言葉まで飛び出してきましたね~~。。。
とにかく歴史ある言葉には違いない。
この時代にまでその言葉が使われていることがキセキのよう。。。

今も夫はすべてを兼ねた役どころですが
設計面は夫が方眼紙に書いたものを
設計士さんに図面に起こしていただきます。
ここだけがちょっぴり分業化?されています^^
(方眼紙とはずいぶんアナログかと思いきや施主様にはわかりやすいと評判です^^
大工さんそのものがアナログの極みですよね^^)
渉外者っていうところは私も少しお手伝いしているかも?

最初に戻り・・・
「大工の腕次第で仕上がりが決まる」

大工は手仕事です。
ひとりひとりの大工さんの技術に対する誇りがそのまま仕事に現れます。
このくらいでいいや・・面倒だから手を抜く・・・
それは後に大きな事故や住み難さに結びつくことも。。。
「お客様の命を守る家作り」とはけっして大げさな表現ではないのです。

どんな小さな現場でも人には見えないところも常に同じように
確実な仕事をすることが何よりも大切と長年夫の仕事ぶりを見てそう思います。
昔の大工さんは相当修行もきつかったのでしょうね。
夫でさえ大工の父親からものすごく厳しく仕込まれたようです。
口では何も教えてくれず「見て覚えろ」の時代。
夫に限らずどの大工さんも厳しい修行の中、苦労して技を身につけてきたはずです。
極まれば極まるほどきっと奥深い仕事なんでしょうね。
精進した技を惜しみなく発揮してこそ収まりの良い安全な美しい家が完成するんですね。

ウィキペディアの説明じゃなく
生身の夫にとって大工とは?って勝手に考えてみました^^
 大好きな仕事。
 神様がくれた天職。
 まだまだこれから技を磨いていきたいもっともっと!と思える仕事。

そうだよね・・・きっと。
たまにつぶやく言葉がぐっと私の胸にくる・・・。
全国の大工さん頑張れ~~☆
by touryounoie | 2011-02-19 10:59 | 大工さんのこと | Comments(0)

我が家を建ててから今年で17年目。味わいは増すばかり!ご見学お待ちしています☆


by touryounoie
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